相続放棄を弁護士が行う場合は以下の点について注意しておけば良いと思われる。

・申述書に関しては、相続放棄の申述書の書式において、申述人として署名押印する欄に申述人代理人として弁護士が署名押印し、手続の委任状を添付して提出する。

・本人名義で申述書を作成して本人に代わって提出した場合には、後日、本人の意思確認のための照会書が送付されるが、この照会書を本人が署名等しなければならないという裁判官と代理人が代わりにするのでも構わないという裁判官がいるようなので、この点を予めどのように対応するか決めておいて依頼者に説明しておく。
代理人名義で申述書を作成・提出した場合、委任状が提出されているはずなので、本人の意思確認については別途照会書等が送付されることはない。

・依頼者が相談に来た時点で熟慮期間が経過するまで日にちが無いという場合、裁判所が申述書を受け付けた時点で熟慮期間が経過していなければいいので、戸籍等の資料は後日追加提出するという形にしておいて申述書だけ提出することでも相続放棄できる。